旧暦10月は神無月。
今頃は出雲に神様が集まっていらっしゃる。
出雲大社は神在祭。
昨年の春、まだ桜も蕾の頃に、松江と出雲大社に行きました。
松江では小泉八雲のお家だったところへ。
背の高い机で、目が悪かった八雲は目を机に近づけて物語を書いていたとか。
松江城のお堀のすぐそばの静かな静かなところでした。
そして、出雲大社。
八王子車人形さんたちの奉納にお伴をさせていただき、
琵琶を弾いてきたのですが、
大きな、綱。あたりを包む不思議な空気に心が引き締まりました。
そう、本番の仕込みのため前日暗くなった頃に
出雲大社に着いた時。
人の姿は全くなく、真っ暗な中に張りつめた空気、木々。
そこにおられる神様。
闇の美しさを教えられた気がしたのです。
闇があるから光がある。
日本って美しい。日本の美しいものを残したい。
語っていきたい。
もう一度自分のやるべきことに思いをはせたそんな貴重な時間でした。
桜ももう赤く色づきました。
冬はもうそこ。
1日の中区ブックフェア―、7日のギャラリーR2さんも
無事終わり、そろそろ
また新しい創作をはじめよう。
神送り 彼の地は夜店 出でたるか 三紀
11月19日 糀谷 ギャラリー結 浮舟 14時~ 16時~
11月26日 青葉台 リンデン 浮舟+α 14時
(横田桂子さんとの連・琵琶)
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