2018年12月5日水曜日

12月

12月1日 
市川市の信篤公民館での主催講座でのコンサートは沢山の方に来ていただきました。
男性の方も多かったのが驚きとともに嬉しかったです。
オリジナル曲の雪女、風の又三郎、岡本かの子の狐。
そして、泉村平家物語の都落ち、
最後に朗読会かま猫のメンバーも詩で参加してくれました。
楽しい一日でした。
岡本かの子さんの狐はもともと戯曲で書かれていています。
江戸時代のお話し、浪人鈴懸と二見のもとへやってくる、一人の女、
自分は狐で夫の狐がつかまっているので助けてほしい、と懇願します。
そこへ、お金が絡んでくるので、なにやら怪しい雰囲気に。
最後は霙ふるなか、ほんのり切ない幕切れになる。
今回は聞いてくださる方によって、様々な解釈ができることに気づきました。
これはやはり作品の力なのだな、と改めて思いました。
もう一度かの子さんの文をしっかり読みたくなりました。
1日、来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

さて、師走ですね。
少しずつ掃除にとりかかります。
来年も良い年になりますように。